エセ文学少女の本棚

これを読んだら読書感想文が書きやすくなる。ファッション読書家をきどれちゃう。……そんな事なくてひたすらに本の愛情を語ってます。

同好会を設立しそこなった話。

はいどーも修です。なんやかんやで2ヶ月近く放置してたんではないでしょーか、このブログ。もう更新する事もないだろうと思いましたが折角なので同好会について書きたいと思います。我が高校には文芸部がないんですよね、で、作ろうと思いました。 それまで…

物語のおわり 湊かなえ

ハッピーバレンタイン、略してハピバですね。今回は湊かなえさんの新作、「物語のおわり」を読んでみました。とある女の子が小説家になる事を夢見る。有名な小説家の弟子入りの話が舞い込むが既婚者のハムさんに邪魔をされてしまう。そんな短編集が北海道を…

連続殺人鬼カエル男 中山七里

「一人ミステリー強化月間」第三シリーズです。今回読んだのは連続殺人鬼カエル男。結論からいうとここまで読んでる途中と読み終わった後で評価が変わった作品は初めてです。 読んでる途中は 「えー、めっちゃ難しい漢字とか四字熟語使うじゃん知識ひけらか…

高校入試 湊かなえ

こんにちは。じみーに、湊かなえさんが大好きです。初めて読んだのは「告白」。けれども当初から高校入試は割と気になってました。(確か中学生だったから図書館で借りようとして借りれなかったんだっけか?)そこからハマって今では「新しいミステリー? とり…

新訳 走れメロス 森見登美彦

どうも、最近本読む時間が無くなってきて割と泣いてる修です。本屋で見かけた「新訳走れメロス」。言ってしまえば腐れ大学生の話。爆笑必至でした。特に走れメロスは地の文の爽快感とテンポの良さが凄くいい。面白すぎて電車の中で読めないタイプの小説です…

ABC殺人事件 アガサ・クリスティ

明けましておめでとうございます。(遅い)一月は「一人ミステリー強化月間」をやるぞと意気込んでいる修です。ブックオフのスーパーセールでミステリー物をかいすぎちゃったんですよねー。まず手始めにミステリーの女王、アガサ・クリスティを読んでみました…

幽霊詐欺師ミチヲ 黒史郎

ふらっと図書館に行ったら好きな作家、黒史郎さんの本があったので借りてきました。黒史郎さんはいい意味でクソみたいな表現が上手いんですよね(褒め言葉)あ、そこまで書いちゃう? そこそんなふうに書いちゃう? え、そんなにリアルに書いちゃうの? みたい…

ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ 三上延

ビブリア古書堂を六巻まで読み終わりました。 昔やっていたドラマは見てましたが、当時はまだ小学生、内容はほとんど覚えてません(笑) 太宰治の駆け込み訴えが出てくる、と聞いたので読んでみました。姉が四巻まで持ってたんで。 栞子さん可愛いな~と思い…

マスカレードイブ 東野圭吾

東野圭吾さんのマスカレードイブを読みました。お客様は心に仮面を被っている。そういいながらもお客様の謎をとき、あくまでも仮面は剥がさない――。 まだ新人の頃の主人公は割と初々しくて好きです。大阪で教育係を任されるようになると成長したんだなぁとし…

蹴りたい背中 綿矢りさ

こんにちは、修です。 ずっと前にブックオフで買った綿矢りささんの「蹴りたい背中」を今日、読了したので感想書いていきます。 まず、この小説はいわゆる「青春もの」なんじゃないかなぁと。 なんでそう思うか、簡単です。主人公は友達がいません。多分みん…

駆け込み訴え 太宰治

どうも、夢見修です。 このブログでは最近読んだ本の講評とかしていきたいと思います。いわば読書ノートみたいな感じで。 ってことで(?)さっそく自分の練習用に私が太宰にハマるきっかけになった「駆け込み訴え」について長々と語りたいと思います。 その前…